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さてと……
麦茶を飲み終わった俺は
さっき来ていた手紙を開けてみる事にした。
「差出人は……書いていないな」
怪しい……
怪しすぎる……
「それに……」
ゴクリ……
何か手紙以外に物が入っているみたいだ。
それもキーホルダーサイズのが。
「まあ、開ければわかるか」
独り言を言う俺はまさにびびっていた。
開けてみると中から意外な物が出てきた。
「か……鍵?」
そこにはプレートのついた鍵があった。
プレートには13と大きく書かれていた。
「なんだこれ」
まあ凡人な俺はこうしか言えない。
「手紙を見てみるか」
まあわからないなら手紙を見る。
これこそ凡人のやることさ。
「なになに……『おめでとうございます。あなたは選ばれました。下記の場所に景品を取りに来て下さい』だと?」
うーん、
何か懸賞とかやったかな?
まあ、暇だし
暑いが行ってみるか。
こうして俺は
その地図の場所へ向かった。
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