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「ここか?」
俺は今、地図に描かれていた
ある駅の近くにあるロッカー室に来ている。
普通のロッカー室と比べると
一つ一つが大きく、
すでに全て鍵がかけられているようだ。
「ん?空いてるロッカーがあるな」
俺は近寄ってみた。
そこには当たり前かもしれないが何も無かった。
ただ、普通と違うのは
鍵が無いことだ。
「このロッカーの番号は……4か」
なんとなく番号が気になって読んでいた。
そういえば俺の鍵にも番号が書いてあったな。
「たしか……13」
俺は13番のロッカーの前に立ち、
鍵を差し込んでみた。
……ガチャ
「あ……空いた」
俺は驚いたが
すぐに正気に戻り、
扉を開けてみた。
中には
少女とベルトと本が置いてあった。
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