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―次の日―
ピピ…ピピピピピ…
詩織「んー…!さすがにこの時間は眠いなぁ…」
只今の時間、朝の4時30分です。
何でこんなに早いか…?
それはねー…
―AM6時00分―
志穂「お姉ちゃん!おはよー!」
詩織「おはよ志穂。」
志穂「…お姉ちゃんそれ何個作ってんの…?」
詩織「んー?なんかさー、私の学校変わっててさ!(笑)
私の学校は中学校までお弁当持参みたいで…。(笑)
元は男子中だったしね(笑)」
志穂「男子中!?お姉ちゃん大丈夫なの!?」
詩織「なにがぁ?」
私が笑って言ったら志穂は少し困ったような顔をした。
志穂「だからー…。男の人がいっぱいいるわけじゃん…?」
詩織「そうだよー」
志穂「…お姉ちゃん、馬鹿…?私が言いたいのはねー…「おはよー詩織姉ちゃん、志穂姉ちゃん!」」
詩織「おはよー!今日はいつもより早いね!(笑)」
志穂「おはよ、瀬菜。」
瀬菜はソファーに座ってテレビをみはじめた。
詩織「で、なに志穂。」
志穂「…簡単にゆーとね!襲われないかって話。」
襲われる…?
詩織「なにに襲われるの?」
志穂「………信じらんない…。…はぁ…もういーよ…。けど、お姉ちゃん可愛いんだから気を付けなよ!」
信じらんないってなに…?
だってわかんないんだもん…(泣)
てか可愛い?
なんの話?
このエプロンの熊の刺繍の話?
確かに可愛いけど、学校となんの関係があるの?
瀬菜「2人共なんの話してんの?」
志穂「お姉ちゃんの襲われないかの話。」
瀬菜「…は?」
詩織「ほら!瀬菜だって解ってないじゃない!」
瀬菜「なにそれ!面白い!」
は…い?
詩織「瀬菜…なんのことか解るの…?」
瀬菜「うん?解るけど?俺も一応男だし」
え?
男とか女とか関係あるの…?
志穂「わかんないのはお姉ちゃんだけだよ?」
詩織「な、なんでぇー!?(泣)」
瀬菜「…あ!詩織姉ちゃん今日、一位だったよ!志穂姉ちゃんは八位。因みに俺は六位に父さんが十一位ね」
詩織「!ラッキーアイテムは!?」
瀬菜「あー…そこまで見てない(汗)
ごめんね詩織姉ちゃん」
…だよね。
瀬菜なんて今日、初めて私が起こさないで起きた位の寝坊助だもんね。
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