卵が先か、鶏が先か
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今でこそ部活のおかげもあり背も伸びたが、昔は小柄な桃子よりも更に低かった。しかも母親似の為、子供の頃は『姉妹』に間違われることまであったのだ。 それ故、せめて志望校に合格してから告白しようと思っていた。男のささやかな意地である。 (桃子って小さいけど、僕と同じ一人っ子の割にはしっかりしてるし。いつもニコニコしてて、滅多に泣かないし……) そこまで考えて、葵はふと引っかかった。
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