ゴキスプレー

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気まぐれで書いてみた。 ショートストーリー。 もし読んでくれたなら、感想くれると嬉しい💡 時は一刻一刻、ゴキ、ブリゴキ、ブリ、と歌いながら、秒針を刻む… それは静かに、歌っている… 発生している… 人間A「あー❗やめてー😭時計が浸透する私のからだ、時に支配された生活を送る私には、地獄の呼び声だわー😭😭😭😭」 と、耳をふさいでもがく。頭には無数のゴキブリの文字が行き交っている… そして、まるで軍隊の様に無数の声が一つに重なり… 私に迫る‼ 「いやあ❗いやあ❗」 螺旋階段を描くように、膝を曲げて体をくねらせる。 足は千鳥足で、踊り狂い、瞑想する… タンスに手をぶつけ、椅子にもたれる。 垂れた頭に浮かんだのは、 沼にはまり、抜け出そうとする自分の手足。 そうだ。まだ諦めちゃいけない。 立ち上がれる私なら。 この空間を直すもの… それは、 聖器の見方‼ ゴキスプレー‼ この吐息なら、魔物の呼び声の喉をふさぎ、空間にきらめきを与えられるだろう‼ これがあるから、私は立ち上がれる。 これがあるから、生きていける😌
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