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柚「あの…みなさん…、あまり森先輩を怒らせたらだめですよ…。。」
舞「大丈夫よ。」
大丈夫って…。全然大丈夫そうに見えないんですが……。
森「貴様ら」
森の一段と低い声が生徒会室に響いた。
"貴様ら"って口調変わってるし…!?むしろこっちのが素の気がする…。
森「…貴様ら、俺様が優しく言ってるうちに止めておけば良かったものを…。……よほど俺様を怒らせたいようだな。。」
メンバーを睨みつけて話す森。
怖がって雄弥の後ろに隠れる瑞希と波音の後ろに隠れる拓也。
いや、瑞希先輩が隠れるのは分かるよ?すごい可愛いし…。でも、拓也先輩が波音先輩に隠れるのはおかしくない…?
涙目の瑞希を抱き締め、頭を優しく撫でる雄弥。そんな2人の様子を微笑ましい目でみる柚李。
拓也に抱きつかれた波音は拓也の頭をバシバシ叩きながら暴れまわる。
…この2人は精神的性別が逆なの……?
雪と舞はやれやれといった表情で紅茶を飲んでいる。
そんなみんなの様子を見た生徒会長様は雷を落とした。
森「いい加減にせんかぁぁぁーっ!!」
――その後、柚李以外のみんなは、森の説教を聞かされたのは言うまでもなく、それにプラスしてたくさんの生徒会の仕事を押し付けられ、その日は午前の授業に出られなかったそうだ……。
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