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森「ああ、起きた……っ!!///」
振り返り柚李を見るなり顔を赤くする森。
柚李は何か自分についてるのかと自分を見る。
柚「……き…きゃあぁぁぁっ!!」
胸元が開いたブラウスに下は下着。こんな姿で人前に出るなんて私は露出狂かっ!なんて1人で突っ込む。
森「…お前、俺を誘ってるのか?」
さっきまで赤かった顔は一変し、ニヤリと黒い笑みを浮かべる。
柚「ちっ、ちがっ!そんなつもりじゃ…!」
慌てて否定すると、森は深い溜め息をついた。
森「……今日我慢するのは二度目だ。お前が寝ながら服を脱ぎ出すから、隣で休むにも休めなかったんだぞ…。」
そういうと、もう一度深い溜め息を吐いた。
柚「…は……っ!?////…ていうか…え、私そんなことしてたんですか!?すっ、すいませんでした…!とんだ醜態を晒してしまって…。私、寝るとき下着で寝ているんで…多分無意識に脱いじゃったんだと…。」
顔を赤くしながら俯き、体をモジモジする。
森「……っ/////…から……べ…くれ…。」
顔を背けて小さく呟く。
柚「…え、今なんて?聞こえませんでした…。」
首を傾げて聞き返す。
森「…なんでもない。…それより、その格好なんとかならんのか…?俺も理性を保つのに必死なんだ……。」
手を額に当てて溜め息をつく。
柚「…な、なっ…!///…す、すいません!すぐ服着てきますっ!」
そう言った瞬間にバタバタと部屋に戻っていった。
森「…ふっ。可愛い奴……。」
柚李が来る前に出来ていた料理をダイニングテーブルに運び、椅子に座り柚李を待つ。しばらくすると柚李は慌てて戻ってきた。
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