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柚「……好き、です…。」
顔を赤くし、目をそらして答える。
森「…じゃあ、一緒に住むよな?」
自信ありありの顔で見てくる。
柚「……はい////」
森「よし。…お前は風呂に入ってもう寝ろ。明日も学校だ。」
そういうと2人分の湯呑みを持ち、キッチンで洗い物をする。
柚「先輩、私がやりま…」
森「いい。早く風呂に入れ。」
柚「…分かりました。」
キッチンを出て、寝室に戻り右の扉を開ける。
洗面所で服を脱ぎ、風呂場に入る。
ジャーッ
柚李はささっと洗い、湯船につかる。
柚「ふぅ…。気持ちいいぃ…。」
湯船に浸かりながら、今日のことを思い出す。
突然、森先輩と付き合うことになって…。
生徒会に入ることになって…たくさんの先輩達と仲良くなった。
そして森先輩と一緒に住むことになって…。
森先輩って俺様でドSでエッチで鬼畜なのになんか優しいっていうか…。よく分かんない人だな……でも、好きなんだよねぇ…。
はぁと溜め息をつく。
柚「そろそろ上がろ…。」
風呂場を出ると、さっきはなかったバスタオルと下着と服が置いてあった。
し、下着まで…先輩、持ってきてくれたんだ…優しいけど下着は………って、あれ?なんで私の私服がここに?
不思議に思いながら、体を拭いてショートパンツとキャミソールを着て、寝室に向かい、窓を開けて、夜風に当たる。髪を乾かしながら夜空を見上げる。
明日から大変そう…。でも、ちょっとワクワクしてる自分がいるんだ……。
柚李はベッドに横になると、数分で深い眠りについた。
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