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チュンチュン
柚「…んんー…。」
大きく伸びをする。
朝…?…はっ!また無意識に下着だけ…。なんとかこの癖直さないとなあ…。
溜め息をつき、ちらっと横を見る。
柚「…はれ…っ? 森先輩がいない…。」
ベッドはこの部屋にしかないはず。…じゃあ森先輩はどこで寝たの?それとも先に学校に行っちゃったのかな?
とりあえず、制服に着替える。
下着だけだと、着るのが楽なんだよねー。…てか今、何時?
部屋の時計を見ると針は7時50分を指していた。
柚「…っ!!大変!学校行かなきゃ!」
慌てて生徒会室に繋がる扉を開ける。
部屋を出ると、生徒会のみんなが揃っていた。
柚「お、おはようございますっ!みなさん、学校に遅れますよ!?」
のんびりとお茶してる6人に慌てて時計を指さしてみせる。
瑞「あら、おはようございます、柚李さん。私達、生徒会役員は試験の点数さえ良ければ授業に出なくても大丈夫なんですのよ?今日は私達、生徒会の仕事があるので授業は休みますの。」
そういって可笑しそうに微笑む。
なんて可愛らしい微笑み…って違う!
自分で自分に突っ込む。
柚「…それ、本当だったんですね。」
昨日の朝、理事長に言われた事を思い出した。
雪「…それより、森はどうしたのですか?」
紅茶を飲みながら柚李に訪ねる。
柚「…え?まだ来てないんですか?隣にいなかったから、てっきりもう学校に行ったのかと…。」
舞「あら、一緒のベッドで寝てるの?もうシたのかしら?」
ニヤニヤと柚李を見る。
柚「シ、シてませんっ!/////」
慌てて否定する。
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