第二章

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Jin side …眠い。 仁「ふぁー…」 亮「でっかい口ですねー」 び、ビックリしたー。 亮「珍しいこともあるんやな。」 仁「まぁ…上田迎えに行ってたからね。」 亮「ふーん…」 俺らはいつもこうやって授業をサボっちゃってるわけね。 亮ちゃん授業出ないくせに学年2位だから凄い。 仁「詐欺だ…」 亮「何がやねん。」 あ… 仁「昼休み、上田と上田のダチくるよ?おけー?」 亮「別に構わんけど…。」 ん…まただ。なんなんだ、この表情。 仁「亮ちゃんに聞きたいんだけどさ…上田か上田のダチとなんかあんの?」 亮「さぁな?」 仁「気になるじゃん…」 亮「気にすんなや」 仁「気になる」 亮「ま…簡単な話…山下は俺のやから。」 へ? 仁「…ちょ、付き合ってんの?」 亮「そんな甘っちょろいもんちゃうよ。」 仁「何それ?内は?」 亮「あー、いらん。」 ひでぇな…おい。 亮「ま、聖には言うなよ。」 仁「あー…」 聖「俺がなんだって?」 亮「なんも?聖遅いなって話してたとこ。」 聖「ふーん?」 仁「つか、お前山下と同じクラスなのになんで授業受けないわけ?」 聖「えー、だって…。それに陰ながら見守るのがいんじゃん。」 …バカか。 亮「ストーカーか。」 聖「ちげーし!なんつーか…うーん。ま、将来的に彼女?みたいな…」 にやついてる聖…マジでめでたい奴。 聖「ともちゃんは、お菓子とメロンパンとオムライスが好きなんだよ。んだから…朝からパチ屋行って打ってきた。そしたら…大量!みたいな?」 仁「ほんとバカだな、お前。それ本人にあげんの?」 聖「や、下駄箱に…」 亮仁「「はぁ…」」 こりゃ、ある意味昼休み楽しみかもね。
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