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仁君がよく友達とくる喫茶店に連れてきてもらった。
自分とは無縁な感じだから思わずキョロキョロしてしまう。
仁「ふはっ…こういうの初めて?」
竜「あ、うん…緊張する…。」
仁「ここ、お気に入りの場所だから、女連れてきたの上田がはじめてかも。」
えっ…
心臓煩い!
赤西君に聞こえちゃうよ…。
仁「ん?どした?具合悪い?」
竜「ちが…!違うの、心臓が…なんか、竜…変…」
仁「あーもー…こんな所で言いたくなかったのに。」
竜「え…」
仁「俺、上田好き。一目惚れっつうか…、見てるとほっとけないって思う…」
…うそ…
竜「…っ…ふぅ…ふぇ…」
仁「ちょ、上田?ごめ…嫌だった?」
竜「ちが…ぅ…嬉しいのっ…竜も…赤西君がすきっ…うぇーん…」
仁「ちょ、泣くなって…パフェ奢るから!」
竜「…ぐずっ…」
なんか、よくわかんなくなっちゃったけど、すごく嬉しくて泣いちゃった。
凄い幸せだなって。
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