第一章

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Jin side ぶっちゃけ…俺も内心ビックリしてる。 だって、今日初めて話した奴に好き、付き合って…だぜ? 端から見たらチャラい奴じゃん。強ち間違いじゃねーけど…。 でも、上田の一つ一つの仕草が、初々しくて…新鮮で、可愛いって思えた。 そしたら、気がついたら告ってた。自慢じゃないが告ったことないし…。 でも、これもありなのかな? いきなり泣かせちゃったけど… 仁「落ち着いた?」 竜「…はい…」 はいって…可愛い奴め…。 あ…気になること… 仁「お前って…学校で人気ある奴と一緒いたじゃん?なんで?」 竜「…ぴぃちゃ?学校入って一番最初に仲良くなったから…こんなダサいのに…普通に接してくれたの初めてで…やっぱ…ぴぃちゃんの方が…?」 仁「や、そいつにあんま、興味ないかな…聖とか騒いでたけどさ?」 竜「…田中くん?」 仁「そ。同中だったんだ。確か、上田と同じクラス。」 竜「…田中くん…怖い…ヤンキーでしょ?いっつもギャルに囲まれてたし…」 仁「ぷっ…」 聖聞いたら泣くぞ?意外に気にするからね。 仁「あー…んじゃ、俺は?怖い?」 竜「ん…かっこぃぃ…」 仁「…、」 上田さん? つか、この子天然? 不覚にもキュンってなりました。 仁「あー…そだ、好きなの頼みな?」 竜「ほんと?じゃ、これとこれ!」 こんな、ガキくさくて、純粋な子初めてだわ。 今年こそはマジな恋愛が出来そうな気がした…。
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