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Jin side
上田を送った後、亮ちゃんちに直行。
まぁいつもの集会?みたいな。ただ集まってるだけだけど。
仁「わりぃ、遅くなって。」
亮「ま、ええわ。聖もさっき来たとこやし。」
聖「おっせーよ。つか、なんか機嫌良さげじゃん?」
あ…バレた?聖は勘がいいからなー。
仁「実は…彼女出来ました。」
亮「は?またかいな。」
聖「はいはい、モテんのわかったからさ?んで相手は誰よ?」
結局聞くのかよ…。
でも、噂とか上田嫌いそう…
仁「えー、2人口軽いからやだ。言わない。」
亮「なんやねん。」
聖「ぜーったい言わないから!」
…、しょうがない。
仁「…上田竜。」
亮聖「「はー!?」」
仁「なんだよ…」
聖「あのがり勉?超ダサいじゃん。」
亮「ほんまあり得ん…」
そこまで言わなくても…
仁「なんか…一目惚れ?メガネないと超可愛いし。あんな純粋なやつ初めてだったから。」
亮「ま、上田なら仁の頭の悪さ治してくれそうやしな。」
仁「うるさいよ。それに、バカにしてるけど、上田のダチ…超あれよ?確か…山下…」
聖「ともちゃん!」
食いつきすぎじゃね?
聖「ともちゃん超可愛いんだよなー…どストライクだし。」
でたよ。聖の“ともちゃん”トーク。集会でお馴染み。
仁「はぁ…」
聖「あ!じゃ、俺らと上田たちと明日の放課後いつもんとこ行くべ!」
仁「またいきなりだなー。」
聖「うまく行けば、俺とともちゃん、赤西と上田。亮ちゃんと…ま、適当に…みたいな。」
亮「何やねんそれ…」
また勝手に話を…でも楽しそう。
仁「ん?亮ちゃん?」
聖のマシンガントークを聞き流しながら。
若干亮ちゃんの黒い笑みが気になったので…
亮「なんもあらへんよ。」
ふーん…
ま、明日は少し早めに登校してみっかな…なんて思いながら夜は更けていった。
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