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Tatsu side
Pipipi…
竜「んー…」
もう、朝かー…。
竜母「たつー、お迎え来てるわよ?」
え?ぴぃちゃん?な訳ないよね…
急いで部屋を出玄関に向かうと…
竜「あ、赤西くん…」
嘘!やっぱ…え?昨日のは夢じゃなかったんだ?
仁「よっ。つーかこんな早起きしたの初めてなんだけど。」
気怠そうに髪を掻きあげる仕草に顔が熱くなるのがわかった。
竜「き、着替えてくる!」
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登校中…何話して良いかわかんなくて、ずっと俯いてた。
仁「なー、上田もイメチェンとかしねーの?」
竜「い、イメチェン?」
仁「メガネ止めたのはいーけど…化粧とか。俺がしてやろうか?」
竜「や、い、良いし!だ、大丈夫です…」
やっぱ…身だしなみ大事だもんね…ぴぃちゃんに頼んでみよ…。
仁「でも上田って、元が綺麗だからあんま変わんないかもな?」
竜「そ、そんなことないし…。」
う…恥ずかしい台詞ばっか。好きな人に言われたらドキドキしちゃう。
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仁「じゃ、昼休み迎え行くわ。屋上くるっしょ?友達も一緒で良いから。」
竜「あ、うん!」
詰まんなかった学校生活に楽しみが出来た。
きっと毎日楽しくなるのかな…。
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智「たっちゃん、おはー。」
竜「ぴぃちゃんおはよー!今日お昼屋上いこ?」
智「屋上?良いけど…なんで?」
竜「んふふ。」
智「あー…了解。でもお邪魔じゃないかしら?」
竜「お願い!たつ、ひとりじゃ無理」
だって…なんか、不安。
智「しょうがないなー…あ!たっちゃん、ちょっとトイレ来て。」
竜「ん?」
なんだろ…
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