第二章

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竜「ぴぃちゃん、なに?つか、何その荷物…」 智「良いから良いから…」 ピンク色の買い物バックから取り出したのは沢山の化粧道具。 智「たっちゃん、目ぇ瞑っててね?」 竜「ん…」 ぴぃちゃんはナチュラルなのにギャルいからな…お化粧だって凄く上手。 竜が友達で良いの?って思うくらい。 ぴぃちゃんの手際の良さにびっくり…普段ふわふわしてるのに。 智「でーきた。鏡見てみて?」 恐る恐る目を開くと… 竜「すごーい…これ、たつ?」 智「ベースは変えてないけど、つけまを目尻にと…チークはオレンジとピンク」 すごぃ…少し手ぇ加えるだけで表情が変わるんだ。 智「そのメイク道具あげる。たっちゃん、のお祝いみたいな。」 竜「え!でも…」 そんな…、 智「たっちゃんに似合いそうな化粧の仕方メモったのも入れといたから大丈夫だと思うし。」 竜「ふぇー」 ぴぃちゃんに抱きついた。 こんなに優しくされたのないもん。 ぴぃちゃん大好きだよ… 竜「ぐす…ぴぃちゃん、ありがと…」 智「もー、化粧崩れるよ?」 竜「ん…」 智「赤西くん、びっくりするね?」 絶対喜んでくれるはず!って。 ぴぃちゃんには頭があがらないよ…。
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