インターフォンの怪

2/3
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
予告通り、 インターフォンの怪を お届け致しますm(__)m 『インターフォンの怪』 …インターフォン。 誰しもが一度は 目にしている、 玄関に取付られ 来客を報せる為の物…… 数年前には  『ピンポンダッシュ』 なる物が流行り 子供達はこぞって挑んだ 自分もその一人だった…    し か し その、馴染みのある  『インターフォン』が  この世ならざる者達を 呼び寄せる為の道具… だとしたら? いや… この世ならざる者達が、 己の存在を報しめる為に 使っているのなら… それは、 あの悪夢の様な夜が 何故続いたのかを 教えてくれるだろう… 自然と答えも出て来る……  もう、 これで何度目だろうか? 夕食の時間に一回。 夜中に数回。 しかも…奇妙な事に 夜中の呼び出し メロディは自分にしか 聞こえていない。 何度、家族に 問い掛けたのかはもはや わからない程だ… その度に、家族は   「知らない」   「聞こえない」 ただ、後々 階段や廊下を走る音が 頻繁に聞こえて来る様に… 時々、ラップ音と共に あった現象ではあるが 全てはインターフォンが 鳴りだしてから、 回数が異常になったのだ…
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!