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おまえは…夾(お前)で
おれは由希(俺)でしかなくて…
自分は自分にしかなれない
自分を受け止めて
自分と…向き合うしか…っ
『草摩 由希』
《回想??》
これは夾が由希に対して『なれるもんならなりたかったよ!!俺だって…お前みたいに、立派な奴にっ!!』と言われ、自分だってずっと夾に憧れていたのに先に言われた事に対し、自分を下げるしかしない夾に対し苛立ち殴り飛ばし押し倒しながらも叫んだ言葉。
この言葉を読んだ時、胸が締め付けられました。
私も日頃からあの人みたいになれたら…
そんな事を考えてます。
でもやっぱり自分は自分にしかなれなくて…
改めてこの言葉の意味を考えさせられました。
受け止めるしか無い
そう言った由希に対して…そう書いた作者(奈月さん)に対して、止めれない奴だって居るんだっ!!
そう思った時もあったけれど…
それでもっ
痛みに耐えながら受け止めるしか無いんだと
少し時間はかかってしまったけれど、理解しました。
最後に私から由希へ一言。
『気付かせてくれてありがとう』
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