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凛「座って待ってて?飲み物持ってくるっ」
凛は部屋を出て行った
いろいろ変わった気はするけど、
変わってないのは、
コルクボードに張ってある写真だけだ。
幼い頃の写真から、今までいろんな所に
一緒に行った思い出の写真。
最近のは今年海に行った写真まで。
部屋のドアが開き、
缶ジュースを2本持って凛が戻ってきた。
テーブルにジュースを置いて、隣に座る。
凛「来年の春には、もう 卒業だね…
玲音は高校どこ行くか決めた?」
玲音「まだ決めてない…凛は?」
凛「私は、お姉ちゃんと同じ高校行くよっ」
玲音「…」
凛「玲音も桜ヶ丘にしたら?」
玲音「でも俺、凛みたいに頭よくないし」
凛「小学校からずっと玲音と一緒だから
高校も一緒がいい…」
玲音「解ったよ」
凛と話していると、
階段を登る足音が聞こえてきた。
雨月が帰ってきて
凛の部屋のドアをノックした。
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