空―ソラ―

5/44
前へ
/210ページ
次へ
そう言って優葵さんは車の助手席のドアを開けた。 私は小さい頃から兄である優葵の事を“さん”付けしていた。 優葵さんは嫌がっているようだが私は結構気に入っていた。 「何か食べて帰るか?」
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!

91人が本棚に入れています
本棚に追加