序章

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―――“本” それは、人々の心に安らぎや、喜び、あるいは恐怖など、様々な感情を与えてくれる娯楽の一種です。 本を読んでいる間は、現実のありとあらゆるしがらみから解放され、その本の世界にどっぷりと入り込み、楽しむことが出来るのです。 また、本とは、著者が読者に対して送る手紙だと、私は考えます。 読者は、その本に込められた想い、著者が伝えたいメッセージなどを読み解き、理解し、共感…あるいは、反感を持ったりする…… もちろん、一冊の本から受ける印象は、人によって様々であり、それが著者の伝えたい事と一致しているとは限りません。 ですが、その本が存在する限り、著者の想い…メッセージは生き続けるのです。 例え、その本の著者が亡くなったとしても、著者の想いは本が受け継いでくれる。
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