第一章

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「そうです、執筆です。本を書くことですよ。まぁ、普通の執筆方法とは少し異なりますが…… おっと、そういえば、紹介が遅れていましたね。…こほんっ…………ようこそ!世界で唯一、未完の本…“悲本”のみを集めた図書館“sorrow library(悲しみの図書館)へ!当館の副館長兼案内役を勤めさせていただきます“しおり”と申します。以後、お見知り置きを」 少女…しおりは、長々と言い終ると、ぺこりとお辞儀をする。 【未完の……本……】 ………ここから、芥川 龍治の物語が始まる。 命を懸けた、執筆ファンタジーが………                 ...
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