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ブーンッブブブブーンッ!
学校のグラウンドを単車で突っ走った
グラウンドの真ん中にくると、大声で叫んだ
悠鬼 オレ様わ、神田悠鬼じゃ!
昨日オレ様に喧嘩ふっかけてきやがったやつ、出てこいやぁ!
教室の窓からみんなが顔をのぞかせていた
そのとき、職員室から、先公が叫んだ
先公 おい、こら悠鬼!
お前いい加減にしろや!
昨日の騒ぎに、今日もまた…いい加減しないと、警察呼ぶぞ悠鬼!
…うぜぇ…
無視して、また叫んだ
悠鬼 はよ、昨日のやつでてこいや!!
先公 悠鬼!
…プッツーン
悠鬼 っせぇんだよてめぇらわ、よぉ…ごちゃごちゃごちゃごちゃほざきやがって!
先公だからって調子こいてんじゃねぇぞこらぁ!
先公 あぁ!?
お前いつからそんな口叩いてんだよ!
警察呼ぶぞこら!
プッツーン
また、さらにいらいらがきた
悠鬼 てめぇらわ、警察警察警察警察っせぇんだよばか!
てめぇらわ、警察の手かりねぇとなんもできねぇのかよ!あぁ!?
先公 …
教室の窓から見ているやつらもみんなシンとしている
悠鬼 そんなに警察呼びてぇなら、呼べよこらぁ!
こんな腰抜け…話にならんわ!
そう、いうとまた単車のエンジンを入れた
ブーンッ!
校門の前まで走ると、一度振り返って叫んだ
昨日のやつら、お前ら覚えとけ!必ずぶっつぶしにくるからな!
そう、吐き捨て、また元きた道を走っていった
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