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「僕はやだね。こんな女」
「まったくお前は…。実咲がフられたのは藍のせいじゃなくてお前がわがままだからDARO」
加奈のカミングアウトに実咲は眉を動かした
「違う。こいつが身体で祐弥を誘惑したんだ!!」
「はぁ…藍はそんなことしないよ。実咲だってわかってるでしょ?」
「だって…」
「いいこいいこ」
実咲の頭を撫でる慶介。実咲は恥ずかしそうに藍に手を伸ばした。そのまま仲直り(?)の握手をした。
「僕はそんな実咲が大好きだよ」
「じゃあ慶介。僕と一緒にエンジェルカフェに行こ!!」
「それはダメ」
慶介は実咲から離れて私の腕を掴む
「美弥と行くの!!」
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