野球大会は争奪戦

71/74
前へ
/282ページ
次へ
「僕はやだね。こんな女」 「まったくお前は…。実咲がフられたのは藍のせいじゃなくてお前がわがままだからDARO」 加奈のカミングアウトに実咲は眉を動かした 「違う。こいつが身体で祐弥を誘惑したんだ!!」 「はぁ…藍はそんなことしないよ。実咲だってわかってるでしょ?」 「だって…」 「いいこいいこ」 実咲の頭を撫でる慶介。実咲は恥ずかしそうに藍に手を伸ばした。そのまま仲直り(?)の握手をした。 「僕はそんな実咲が大好きだよ」 「じゃあ慶介。僕と一緒にエンジェルカフェに行こ!!」 「それはダメ」 慶介は実咲から離れて私の腕を掴む 「美弥と行くの!!」
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

352人が本棚に入れています
本棚に追加