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壁の高さは3㍍位だろうか
…これ位なら、脱け出し出来るかな😁…
考えてる事が分かるのだろう。ジトメで睨む陸斗。
…マジィ💦…
面倒なので、弟を促し中に入った。
まず…目に入ったのは、桜並木だった。
「へぇ〰綺麗だな。あっち(北海道)じゃまだ咲いてないのにな」
そう言いつつ桜に見惚れる兄の方が綺麗だと思う。
彼等の亡くなった母は、幼少時から騒がれた美少女で女優をしていた。父、聖斗と結婚して芸能会を引退した時は、随分惜しまれたらしい。その母にソックリなのだから女の子に間違われても仕方ない。
艶のある黒髪、憂いを秘めた瞳。色白で、細くしなやかな体型と緋の唇。
兄には、怖くて言えないが『美女』と言っても過言ではない。
「ヒュー🎵美人」
「オイオイ…ココは女子禁制だぜ🎵」
学院の先輩が二人…海斗に近ずいてくる。
「彼女🎵俺等と良い事しない⁉」
一人が海斗の顎を掴み自分の方を向かせるが、その手を払われた。
「汚い手で、触んじゃねーよ😠」
「おっと😁折角の美女が台無しだぜ⁉」
すかさず、もう一人が肩を抱こうとしたがその手を海斗は、軽く捻り上げる。
「いてぇ‼(>_<)」
「‼コイツ女と思って優しくしてやればつけ上がりやがって😠」
襲いかかる男をヒョイと交しながら足を出して転ばせる。
『ズデェーン‼‼‼』
盛大にコケる男をクスクス笑う海斗。
「こ、このぉ😠😠😠」
「誰が女だよ😜お前等目ん玉ついてるか⁉俺は、男だ‼😠」
海斗の言葉に驚く二人😱
「お…男⁉」
「う…嘘だろう⁉」
改めて…上から下迄ジロジロと眺める二人。
「…どう見ても💧」
「女に…しか💧」
「…見えないよな⁉」
顔を見合わせゲラゲラと笑う。
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