29人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
「にしてもあのブルー先輩が騙されるなんて……異常ッスよね」
「いやぁ、グリーンが騙されるのも珍しいぜ?あのグリーンが…ってこてに注目してもらいたい」
「……それだけ、グリーン…先輩と姉さんがイエロー…先輩の事を……気に入ってる…んですよ」
シルバーが言いにくそうにしながら呟く。
まぁグリーンはともかく、ブルーが自分以外を気に入ってる…ってのは言いたくないだろうしな。
俺達がコソコソと話している間、グリーンとブルーはイエローを可愛がっている。
ブルーはともかく、グリーンはもうキャラ崩壊どころの問題じゃない気がするのは俺だけなのかな…。
「……あ、やっべ、クリスに呼ばれてたの忘れてた」
「というわけでレッド先輩、俺たちは先に失礼します」
どうやらクリスに会いに行くらしい二人は、そのままジムから出て行く。
正直俺も帰りたいんだけど、ブルーがそれを許してくれない。
「ブルーさーん…もう帰りませんかー?」
「ダーメッ!!アタシ空を飛べるポケモン持ってないもん、歩いてマサラに帰るなんて面倒だし」
「ですよねー」
という理由で、俺はこの異様な空気の中、1人で待ってるわけです。ゴールド達引き止めればよかった!!
最初のコメントを投稿しよう!