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まぁ逆チョコ自体にはそんな否定する理由もなく、みんなで作っているわけだが。
グリーンとシルバーはそれぞれ1人で黙々と作っているし、エメラルドはルビーに教わりながらチョコを湯煎して、パールとダイヤはどうやらタルトを作るだかで生地を焼いている。
ここまでは良いのだ、この六人はなんだかんだで料理をしたことがあったり、自炊してたりなどの経験がある。
あの師弟以外は心配事はない。
「やべっ、なんかガガガガッて変な音出し始めた!!」
「だからカカオにしようって言ったじゃないッスか!!」
「もうアンタ達本当何やってるんですか!?ていう煙が出てるじゃないですか!!」
いきなり機械が煙を出し始め、レッドとゴールドは慌てルビーはエメラルドから離れ機械を見始める。
「グリーン先輩……凄く冷静ですね…」
「あぁ、いつものことだからな、あれぐらいは」
「お前らも気にしない方がいい、気にしてたら時間が無駄にかかるだけだ」
少し遠慮がちに言うパールの声に、グリーンとシルバーはいつもと同じ冷静な口調で言う。
その横でエメラルドが「慣れって怖いぞー」と言うと、その言葉に納得したのかパールは頷いて、ダイヤの隣へ戻る。
これは修理のときにわかったことだが、レッドとゴールドはカカオ豆以外にもマトマやらオボンやら入れていたらしい、いったいなにを作ろうとしてたのだがは、本人達しかわからないだろう。
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