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そして決戦当日。
図鑑所有者女子組をトキワジムに呼び出した男子組。
なぜトキワジムかと言われれば、ゴールドの家ばかりだと迷惑がかかるから…と、山のように送られてくるグリーンへのチョコも一緒に消化しようという魂胆である。さすが、捨てるという選択肢がないのが良いところだ、グリーン。
「あー、緊張してきたー!!」
「女子って毎回こんな緊張してんスかねぇ…?つーか先輩、顔だけ見ると女子みてぇッス」
「なにそのまるで俺が女顔みたいな言い方!?」
ウロウロと歩き回るレッドに、座る場所がないのか床に座り始めるゴールド。
もちろん手には、みんなに協力してもらって作った手作りのチョコ。
ちなみに2人の後ろには、微妙にそわそわとしている他メンバー。
彼らもまた、レッドやゴールドと同じく緊張しているのだろう。
それから約10分後、トキワジムの扉が開かれた。
そこにいるのはもちろん彼らが緊張しながら待っている人達。
「こんにちはーっ」
「こんな日に呼び出すなんて、なに考えてんのよアンタ達……」
イエローとブルーが同時に入り、そこからどんどん中に入る図鑑所有者女子組。
しかし、いるのは彼女達だけじゃなかった。
「あれ、なんか初めて見る奴がいるじゃねぇか。イエロー先輩に雰囲気がなんとなく似てる」
「え……ミツル君!?どうして!?というか…なんでそっちにいるの?」
「あ、ルビー君。まぁいろいろあって…」
ルビーの質問に苦笑しながら答えるミツル。
エメラルドはミツルを知らないらしく、ただ首を傾げてる。
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