《1》

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「ただいまっ!」 「お姉ちゃん、お帰り。」 まだまだ可愛い、私の弟。 両親がいない事も多かったからか、私達はとっても仲良し。 「宿題は?ご飯作るから、それまでにすること! いくよ~、…よーい、ドンッ!」 私はキッチン、達紀は机に向かう。 そしてご飯を食べ終えた、夜8時頃…母親の帰宅。 「ただいま。」 「「おかえりなさいっ。」」 出迎えに行く達紀。 私は反対に自分の部屋へ行く。 ジャージに着替え、スポーツタオルと飲み物をカバンに入れ、リビングへ行く。 「優海、ありがとう。今から行くの?」 「うんッ!ちょっと行ってくるねぇ。 ご飯チンして食べて!」 私は、スニーカーに足を通して、家の外に出る。
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