Ｗａｔｅｒ☆Ｌｏｖｅｒ

《１》

私はクラブの自動ドアをくぐる。

すると、すぐに受付。

ここは会員制で、私は頻繁に出入りする為、受付のお姉さん達とも顔馴染み。

「こんばんは。今日は何するの？」

「う～ん、今日は遅いから…マシーンだけにしよっかなァ…」

「もうちょっとしたら、優海ちゃんの好きな、沙羅さんのエアロ始まるよ？」

「えっ！うそっ！じゃあ、行かなきゃ！

今日はエアロとマシーンにするッ！」

これがフィットネスクラブの楽しいところ。

エアロビ、ヨガ、ボクササイズにベリーダンス…

毎日、色々なメニューがあって退屈しない。