女になったら野望

6/6
前へ
/12ページ
次へ
ななか「あ、それじゃ、今からわたし、友達に会いに行くから」 ななかはそう言って、俺たちに手を振った。 それを見送る。 渉「…もったいない」 義之「え?」 渉「あれだけ可愛いのになーって思ってさ。」 義之「確かに。それでいて恋愛しないんじゃ、ホントもったいないかな。」 渉「俺がもしーー」 義之「へ?」 渉「俺がもし白河だったら、男どもをはべらせて、とっかえひっかえして楽しむんだけどなぁ~」 渉「そんでもってよぉーー」 義之「その先は言わなくていい!」 渉「んなこと言うなよ~。聞けよ~。」 義之「あ、あばよ。」 俺は、1人で放送コードギリギリの『女になったら野望』をぶちまける渉をほっといて、ばしょを移動した。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加