第一章:真由

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「あの~?」 「は、はいっ!!?」 いきなり呼ばれ座ったままだという事に気づいた。 慌てて笑顔を作り立ち上がると1人の女の子が少し驚いた様子で立っていた。 「あの…横山隼人いますか?」 「……」 「あの~??」 「あっ…ごめんなさい。呼んできます」 一瞬でわかった。 あの子…隼人の彼女だ。 長い髪に童顔で大きな瞳。 以前見せてもらったプリクラそのままだった。
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