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イエスとペテロはその日のうちから行動を開始した。
友達や近所のおじさんおばさんに神が存在すること、自分は神の子であることを説明した。
「神様はいるんだよ。それで僕の兄さんは神の子なんだ」
ペテロは熱心に話して聞かせた。
そんなことを言っても友達は「じゃあ俺はサタンだ」と冗談にしか受け取らず、おじさんおばさんは、「そうなの」とまるで相手にしなかった。
「やっぱりうまくいかないね」
ペテロは肩を落とした。
がイエスはそんなことではめげなかった。
「いや、やり方が悪いんだ!まだ諦めるのは早すぎる!」
そう言ってイエスはその日からずっと神の存在を呼びかけ続けた。
そのお陰でちょっとずつではあったが、イエスの話しを聞いてくれる人が増えていった。
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