第2話

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部屋の時計を見る 退「そろそろ来る頃かな・・・」 待っているのはさっき生放送でテレビに出ていた『Firisu』の川瀬沙織 局長と副長と隊長の幼なじみで、俺の彼女 第1話では大ファンしか言わなかったが実は彼女だ スパッ 「退!」 退「やっぱり、来る頃だと思ったよ。 沙織、お疲れ様」 沙「退もお疲れ様。 さっき廊下でトシに会ったんだけど"早く報告書出せよおせーんだよすぐ出すっつって一時間も経ってんじゃねーかよ"って言ってたよ」 退「わかってるよ」 沙「それとね?」 退「? どうしたの?」 沙「私、ここに引っ越して来る事にしたの」 退「そうなの?」 沙「うん! 人生の半分以上ここで寝泊まりしてるし家賃もったいないから」 退「そうだね。 下手したら1ヶ月元の家に帰らなかった時あったからね」 沙「そうなの! 今週の土曜日に引っ越して来るから」 退「じゃあ、荷物運ぶの手伝うよ 家電品はリサイクルショップにでも売っちゃえばいいんじゃない?」 沙「うん。 そうする あとはタンスとかだけだからトシ達にも手伝ってもらお」 退「パトカー一台じゃ運びきれないからね」 沙「うん!」
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