第2話

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屯所の門の見張りの人に入出許可をもらう 沙「こんにちは、退居ますか?」 「あー、沙織さんお疲れ様っス! 山崎さんなら自室に居ると思いますよ」 沙「ありがとう。 入っていい?」 「いいッスよ」 許可をもらい、中に入る 「よお沙織」 沙「ああトシ、お疲れ様」 トシとは幼なじみ。 総悟とも 近藤さんも この真選組で退と知り合った 土「お前、仕事は?」 沙「今日はさっき放送した生放送で終わり」 土「そーいや・・・山崎が仕事サボってテレビ見てたな・・・沙織が出てたからか」 沙「そうなんだ」 土「ってかお前まだ入出許可もらって入ってんのか?」 沙「そーだよ?」 土「別に許可取らなくても入っていいって言ってんだろ? お前の家みたいなもんになってるし」 沙「まぁ人生の半分以上はここで寝泊まりしてるね」 土「お前専用の部屋も近藤さんが用意してくれてんだからよ」 沙「いっそここに引っ越して来ようかな・・・?」 土「人生の半分以上ここで寝泊まりしてるんだったら無駄な家賃払うより安いだろ ここでメシ作るだけだし家賃代わりに」 沙「そーだよねェ・・・」 土「それに、俺も総悟も近藤さんも人生の半分以上はお前が作ったメシ食ってるし」 沙「ははっ! そうだよね!」 そして、何だかんだトシと長話をして結局、私の家は真選組になった
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