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(動きながら説明する、信じられないだろうが私は貴様の持っている刀の中に宿っている魂だ……そしてあの化け物は…カノン、人類を脅かし、根絶やしにしようとする殺戮生命体だ…人類はカノンに対抗するため、貴様の体を実験、改造しカノンに対抗する手段として造りだした……いわば実験体だ)
「な……俺が実験体だと……!!」
俺は余りの事実に声の正体が刀に宿る魂などと言う事など気にせずに落胆としていた……
(余り落胆とするな、言い方が悪かったが貴様はいわば人類の最後の希望だ…カノンを根絶やしにし、人類を復興させる…それが…貴様の使命だ…)
「良くわからねぇけど……とりあえず目の前で襲われてる人一人助けられなくて何が希望だ!!急ぐぞ!!」
(ふふっ…状況対応力があって助かるよ…今は私の力で貴様を動かしてるが身体能力が並の数倍もある君なら自分の力でも戦えるかい…?)
「…つーか…お前が動かしてたのかよ…」
(ふふっ、悪いね……貴様が唖然としていて動かなかったから勝手に動かさせてもらったよ……そんな事より……着くよ、もう私の力では動かせないから…君一人の力で……死なない用に…頑張ってね…)
「さんきゅっ」
頭が冴えてきた…
俺は何故か今置かれている状況が理解出来ている…
詳しくはあとにするか……
今は…目の前の敵を…狩る!!!
「うぉぉぉぉ!!!」
俺はカノンに向かい走って行った
「ひ…人!?こんな所に居ると言う事はハンター?お願い!!助けて!!私……今『ノエル』を持っていないの!!」
襲われていた人が俺に向かい叫んで居るが
今は目の前にいるカノンにしか興味が無い……
「さて…カノンとやらの実力はどんなものかな…」
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