君はだれ?

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給食を食べるのが遅くなって5時間目に食い込んだ 近くの給食センターまでいっしょに持って行くことになった その間女の子はずっと話していた 自分はボクより2つ年上だということ 自分の教室からボクを見ていたこと 自分の周りであった面白いこと楽しかったこと そうだったね。元々学校ってそんなカンジに楽しいとこだったな あの時まではボクもそうだった・・・よね あのときからボクも周りも変わってしまった。仲のいい友達は自然と距離を空けていく お互い話にくいよね?気まずいよね? 少し勇気を出せば抜け出せるのにあと一歩が出ない 「聞いてる~?」 「・・・ゴメン」 少し頬を膨らませてボクを見た後話を続ける そこでボクは一つ疑問が生まれる 「キミはどうしてボクといれの?」 なんて聞けない。でも不自然に開いた口は誤魔化せなくてやっと見つけた別の言葉を吐き出す 「キミ・・・なんて名前なの?」
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