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「…どうしたの?」
「学校に通うの…初めてだから…」
「不安…?」
「……」
萌の言葉にユメは小さく頷いた。大人達の中で過ごしてきたユメにとって同年代の人とどう接したらいいのかよくわからないのだ。
「ユメ…大丈夫よ」
「……」
「初めは戸惑うことも多いと思うけど…楽しいわよ」
萌はそう言ってユメの頭を優しく撫でた。それだけでユメは安心していた。
「そろそろ起きましょう」
「はい」
ユメと萌は起きて準備をした。
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