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「あ…忘れてたわ」
「…萌さん?」
「ユメ、これを…」
萌はユメに手帳を渡した。
「…これは?」
「生徒手帳よ。花咲学園には必需品なの」
「茅野…夢…?」
ユメは生徒手帳を見て、そこに書かれていた名前を呟いた。
「あなたの名前よ。流石に姓がないと困るし…前のを名のるのはいやでしょう?だから…私の妹ということにしたわ」
「え…」
「いいわね?」
「はい…」
「じゃあ行きましょう」
ユメと萌は家を出て花咲学園に向かった。
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