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「あなた…ユメさん?」
「そうですけど…」
いきなり名前を呼ばれてユメは警戒した。そんなユメを見て女性は苦笑いした。
「そんなに警戒しなくても大丈夫よ。あなたの事はボスから聞いていたのよ」
「え…」
女性の口からボスの事が出て驚いた。
「あ…名前言ってなかったわね?」
「はい…」
「私は茅野萌、あなたと同じ組織にいるのよ?」
「え…」
「日本にも組織の人間はいるわ。私はボスからあなたの事を頼まれたの。理解した?」
「はい…」
萌の言葉でユメはいつの間にか警戒を解いていた。
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