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しばらくして、ふと、有紗が聞いてくる
「ねぇ、葉月ちゃん」
「んー?分かんないのあった?」
「ううん。聞いてもいい?」
「何?」
「どうして葉月ちゃんはその仕事やろうと思ったの?」
「どうして仕事あるのに有紗を引き取ったの?」
「有紗を引き取ったのって葉月ちゃんも登校拒否してたから?」
振り返ると有紗がじっとこっちを見ている。
「長くなるかもよ?…聞く?」
コクコクと頷く有紗を見た私はソファに移動した。
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