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ショックだった…
羨ましかった?
踏み出せなかった…
憎かった?
ずっと側に在ると思っていた…
また繰り返してしまうのね?
………?
また抜け出せないの?
ドクン…
そこから………?
ドクン………
「………はっ!」
私は辺りを見回す、見慣れた部屋…自分の部屋だった……
私は…うつ向き、また泣き出す…
そう…辛かった、憎かった、羨ましかった…。
そして踏み出せなかった…
当たり前だと…私の隣に彼が居るのは…そう思っていた…
あの子は私が踏み出せなかった一歩をアッサリと踏み出して彼を奪って…
違う…私の勇気が足りなかったのだ…
このままで居たい私と変わり踏み出したい私が居て…攻めぎ合い楽な方法を選択したのだ。
なぜ手を引いてしまったのか…なぜ彼に引き合わせてしまったのか…。
私の中で頭の中で言い様のない物が渦巻いていく…
そして…また私は眠りについた。
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