自分の未来

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時間が経つのは早い。ついこの間まで冷たい白銀のカーペットが辺り一面に広がっていた景色が姿を変え、緑が顔を覗かせた。そして、暖かい春が訪れた。 カーテンの隙間から春の輝きが降り注いでいる。私はその光で気持ちの良い朝を迎えた。 「ん…もぅ朝?」 布団から体を起こし、カーテンを開けた。開けると、そこには雪の下で眠っていた青々とした緑が広がっており体じゅうに光を浴びていた。 「もう春が来たんだ…」 季節の訪れはこんな風に感じるんだなと実感してしまうほど神秘的で美しい光景だった。
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