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「そして気がついたらこの世界に飛ばされ、お前に会ったんだ」
回想が終わり、言葉を塞ぐ
「……よくわかんねぇけどわかった」
「Σおい！！」
「じゃあさ、リベンジに行けばいいじゃねーか」
「そうしたいのは山々なんだがな。」
「なんだが？」
何か事情のありそうな様子のティルに啓助が聞く
「あの野郎、この世界に飛ばす前に俺の魔力を根こそぎ持っていきやがったみてぇだ………軽い魔法すら使えねぇ
これじゃあ俺の居た世界に帰る事も出来ん。」
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