第三話・プロローグ

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ディケイドクウガ(チャンスは一度のみ、それを外せば負けだ……!) ディケイドクウガ「行くぞ、ルーク!」 名護「仕掛ける……」 ディケイドクウガ「ハァァッ!」 ディケイドクウガがゆっくりルークに近付く。ライオンファンガイアがクローを連射するが、ディケイドクウガはそれをタイタンソードを使用して弾き返す。 ライオンファンガイア「コイツ…やる!」 太牙「落ち着け!そいつは防御こそ硬いが、スピードは遅い! 接近して武器を奪ってしまえ!」 ライオンファンガイア「なるほど…」 そう言うと、ルークが一気にディケイドクウガに向けてダッシュする。 ブレイドの"マッハ"やカブトの"クロックアップ"に比べると遅いが、並の怪人に比べると充分に疾いスピードだ。 ライオンファンガイアに対抗してタイタンソードで"突き"をする。 剣の型の中でも、最速で敵に届く技ではあるが、少し軽率だった。 ディケイドクウガ「!」 ライオンファンガイア「捕まえた……」 ディケイドクウガの安易な突きは、真正面からルークに受け止められてしまった―――
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