第三話・プロローグ

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ルークと対峙した、ディケイドが仮面ライダーブレイドに変身する。 ライオンファンガイア「なんだ、それは?」 ディケイドブレイド「お前を楽しませる力だ」 ディケイドがそう言うと、ブレイラウザーの刃を触る。 ミン「あれは…??」 名護「私も詳しくは知りません。あれが士くんだけが持つ力という事くらいしか……」 カイ「力……」 名護(そして、それが彼に過酷な運命を背負わせてる事くらいしか……) 名護の顔が険しくなる。 士の危うさ、脆さを出会った時から感じていたからだ。 ライオンファンガイア「まあいい。貴様の力がなんだろうと。強ければそれでいい」 ディケイドブレイド「シンプルな考え方だな。嫌いじゃないぜ」 ライオンファンガイア「フン…!」 ルークが地面を殴る。すると地崩れのように、大地が隆起する。 そして砕け散る岩がディケイドを襲いかかる。 ディケイドブレイド「ハァァ…!」 ディケイドはそれを、丁寧に切り払う。 ノーダメージだ。 しかしルークの攻撃は終わっていない。 岩の弾丸を追いかけて、切り払い防御していたディケイドの懐に入ると、正拳突きを繰り出した。
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