第三話・トラック1~キングの想い~

9/13
前へ
/217ページ
次へ
ディケイドコンプリートフォームがサガに急接近し、サガに斬りかかる。 最初のけん制攻撃2発は、見え見えの太刀なのであっさり躱される。 当然士も、わざと見え見えの攻撃を放ったのだ。下から薙ぐ三撃目が本命だ。 上段の二撃目で視線を上に向かせて、胴を攻撃する。 しかし、殺気を読んでいたサガは逆に踏み込んで剣の間合いから避ける。 ルークに劣らない勘だ。 ディケイド「コイツ、やる!」 サガ「多少はパワーとスピードがついたようだが、その程度で私はやれん!」 ディケイド「どうもファンガイアってのは感覚に優れているようだな!ならば…」 ディケイドが間合いを取り、ケータッチの響鬼のエンブレムを押す。 『ヒビキ アームド』 すると、ディケイドコンプリートフォームの横に装甲響鬼(アームドヒビキ)が並び立つ。 サガ「何!?分身か何かか?」 ディケイド「もっといいもんだ!!」 ディケイドが右腰に移ったディケイドライバーにカードを入れる。 『ファイナルアタックライド ヒヒヒ…ヒビキ』 装甲響鬼とディケイドコンプリートフォームが同調して アームドセイバーから十文字の火炎撃を放つ。
/217ページ

最初のコメントを投稿しよう!

78人が本棚に入れています
本棚に追加