第三話・プロローグ

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完全にライオンファンガイアを捉えていた。 しかし、ここでルークが天才的な運動センスを見せる。 一見すると腰の骨が折れたかのように錯覚する程、上体を反らし水平斬りを躱したのだ。 ディケイドブレイド「なに?!」 そして完全にスキが出来た士の顎目掛けて、その態勢のままアッパーカットした。 それは完全にクリーンヒットして、ディケイドが再び吹き飛ばされる。 ミン「士さん…!!」 ディケイドブレイド「グッ」 太牙(これだ……。ルークの強さはその単純な攻撃力だけではない。卓越した戦闘的センス。それが強みだ。 門矢士がどれ程の力を持っていようが、奴が負けるはずが無い) ライオンファンガイア「タイムプレイもここまでだ。死ねッ!!!」 ライオンファンガイアが力を込める。 すると、右拳のクローが飛び出る。 ディケイドブレイド「!!」 名護「ロケットクロー!?」 高速のクローがディケイドに迫る。 ディケイドブレイド「チィッ!!」 最大級のピンチだ。
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