操られた悪魔

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またウェスカーは少し考え 「7月の23日に幹部保養所をブラボーチームを送りそして次の24日にSTARSのアルファチームを誘い込んで洋館に入る」 「わかった…しかしその後は、私はGの開発を進めるぞいいな!」 「好きにしろ」 と言いながらウェスカーは培養槽に近づくそして 「…クロンホルム伯爵…今解放してやる、そして我々に素晴らしい見返りを…な」 プシュー 培養槽が開くそして中の培養水と一緒に男が倒れるそしてそれを横目で見ながら 「ファイア…お前に素晴らしい贈り物をやろう…勿論完全に“覚醒”したらな…」 するとしきりに伯爵に繋がれたパソコンを動かしていたウィリアムが 「凄いぞ…!ウェスカー見ろ!ファイアとほとんど同じ反応を示してる!」 「ふっ…いいぞ…ファイア、お前の真の力を見せて貰う事にしよう」 そして普段滅多に感情を出さないウェスカーが少し笑っていた (…V-ウイルスがどれぼどの力なのか見せて貰うぞ、私の大いなる計画のためにな…) そして外を見るといつの間にか夜になっていた、するとモニターから声が聞こえてきた 『ブレッド大変だ!ミシェルが…ミシェルが一人でダウンタウンの人身事故の調査で向かった!』 『えっ、嘘だろ!くそっ!あそこは一人じゃ危ないから誰か連れていけって言ってたのに!テリー何で止めて…ゴホッゴホ!』 『…大丈夫か、ブレッド!』 『僕は大丈夫…じゃなくて、早くミシェルを助けに行かなきゃ!』 とブレッドは走り出した 『おい待てブレッド!お前一人じゃ危険だ!』 するとモニターのブレッドの心電図が激しく反応しだした、そしてそれに気づいたウェスカーはモニターに近づき 「良いぞ…全てうまい方向に向かってる、ウィリアムいよいよ今日だ、今日遂にファイアが、完全に“覚醒”する…」
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