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逢沢清志がゴミの大反乱で
命を落としたとき、
彼は国民に英雄と呼ばれた。
そしてすぐ彼の血を引く者を
血眼になって国民は捜し始めた。
また化け物が出て来た時に、
彼の能力を受け継いだ子孫が
我々を守ってくれるはずだ、と。
しかし見つかったのは
彼の能力の何たるかも知らない
僅か6歳と9歳の姉妹だった。
しかしためらうことなく
人々は2人の少女を新たな調律師にしようとした。
すぐに創立された調律師養成学校に
入学させ、世間は待っていた。
彼女達の才能が開花するのを。
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