恋する乙女・東雲里緒菜~ふしだらな女と呼ばせませんわ!~

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「本当に大丈夫ですから。そんな顔しないで下さい。さあ、お茶の続きいたしましょう!」 雅に悲しい顔をさせてしまうなんて、わたくしは何て未熟者なんでしょう……。 せめて、これ以上気に病んで欲しくなくて明るく振る舞ってみる。 「はい」 やっと笑顔を取り戻した雅は、また元の位置に戻って腰をかける。 このハプニングがきっかけで、リラックスしたわたくしは雅と普通に会話をすることが出来た。 緊張はしているものの、いつもよりは調子がいいですわ! 「それでね、蓮香さんと優衣さんと新年会をすることになりましたの! お節料理は三ツ星シェフに作らせますし、あとは何か用意するものあるかしら?」 .
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